「年末ラリー」への期待と懸念要素。
先週の日経平均は一時、急落。
トランプ氏が藪から棒に発表した、
制裁的な関税の構想に反応して、
一時的に700円超も下げています。
久々の「トランプ砲」です。
ただし下げは限定的なものであり、
週末にかけては戻しています。
米国新政権の新たな経済政策に、
大きな期待が集まっている一方、
日本も「自公国」の枠組において、
「減税」が進む期待が持続しており、
政策主導での上昇圧力が継続します。
これらを勘案してどう相場が展開するか、
前号メルマガ(第554号:12月1日)で、
シナリオを分析しているところですが、
「年末ラリー」を実現するためには、
いくつか関門が待ち構えているのも、
懸念要素として指摘しています。
不意に相場が暗転するリスクは、
今後もつきまとっていますので、
状況の変化に敏感であり続けつつ、
適宜適切に対処したい局面です。
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