「8月相場」の乱気流とその先。
昨日の日経平均は大幅に反落。
前日にイベント通過の安心感で、
大きく上昇していたぶんが、
倍返しで巻き返してしまうほど、
大きな下落となってしまいました。
日銀による「利上げ」判断で、
マネーの流れが巻き返した上に、
中東でイランの態度が硬化して、
地政学リスクが高まるという、
ダブルパンチでの「逆風」です。
相場環境が激変したことにより、
「夏の株高」局面での上昇分が、
すっかり打ち消されそうでもあり、
予断を許さない状況になっています。
もとよりこの7月の決定会合が、
ある種のターニングポイントとなり、
「バブル」が進むか終わるのかが、
決まっていくであろうことは、
予想されていたことでありますが、
地政学リスクなどの外的要因が、
ほぼ同日に重なったこともあって、
市場の混乱に拍車をかけています。
大きな波乱の様相を呈しつつ、
「8月相場」が始まりましたが、
この乱気流の行く先について、
次号メルマガ（第537号：8月4日）で、
掘り下げて分析する予定であります。
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