「8月相場」の諸要因と注意点。
昨日の日経平均は大きく上昇。
日銀はややサプライズ気味に、
「利上げ」へと踏み切りました。
植田総裁の説明を聞いてみても、
ちょっと苦しいと感じる部分もあり、
苦渋の決断の側面もありますが、
ともあれ「利上げ」したものの、
上げ幅はごくごくわずかであり、
イベント通過の安心感とともに、
日経平均は大きく戻しています。
ただ、FRBが9月の「利下げ」へと、
事実上の準備に入ったとみられ、
「円高」が進行していることが、
日経平均の重石になりそうです。
また、地政学リスクの方でも、
イラン首都での暗殺作戦などで、
これまでの融和ムードから一転、
緊迫度が再び高まってきており、
楽観視できない状況といえます。
今日から「8月相場」に突入ですが、
先月までとは相場環境が変化しており、
「バブル」が再燃していくためには、
いくつもハードルがありますので、
次号メルマガ（第537号：8月4日）で、
それらの諸要素を整理した上で、
今後の展望を分析する予定です。
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