「バブル」のシナリオと警戒される「冷や水」
昨日の日経平均は大幅に上昇。
上値をとる動きが本格化して、
過去最高値を記録しています。
日銀の決定会合を通過して後、
総裁らが示した市場への配慮や、
不透明感が払拭された安心感で、
再び日本株を買う動きが加速し、
今度は「バブルの入り口」から、
本格的な「バブル」の生成へと、
市場が移行する可能性があります。
米国FRBの「ハト派」姿勢により、
米国市場が上昇基調であるのも、
日経平均の「追い風」となっており、
「バブル」をさらに膨らませていく、
原動力のひとつとなっています。
仮に「バブル」が本格化するとして、
どのようなシナリオに基づいて、
どこまで上昇し得るのかの点が、
今後の関心の焦点になります。
また、生成された「バブル」に、
不意に「冷や水」を浴びせて、
しぼませてしまうような要素が、
あるかないかという点についても、
あわせて押さえておくべきです。
次号メルマガ（第518号：3月25日）で、
そうして要素を勘案してみた上で、
今後の「バブル」のシナリオを、
あらためて分析する予定です。
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