米国も「政界は一寸先が闇」。
昨日の日経平均は大幅続落。
押し目買いの動きも後退し、
下げ止まりの兆候がみえず、
下げ幅を拡大しています。
日本の長期金利も上昇しており、
日銀は苦悩を深めていますが、
それ以上に米国の金利上昇に、
拍車がかかる恐れがあります。
過度な「円安」の進行に対し、
為替介入などで対抗できるか、
正念場といえる状況ですが、
米国の政治・経済の動揺は、
想定以上に流動的であるため、
先行きが読みづらくなっています。
米国議会、特に下院の造反騒動と、
バイデン大統領の政権運営能力を、
前号メルマガ(第493号:10月1日)で、
危機感を持って注視したところですが、
あろうことか下院議長の解任動議が、
「まさか」の形で通ってしまうという、
驚天動地ともいえる事態となっており、
経済・財政運営、そして安全保障戦略に、
大きな影を落とすこととなりました。
まさに「政界は一寸先が闇」です。
日経平均の株価位置は強気から一転、
弱気に陥る恐れも濃くなってきており、
予断を許さない状況でありますので、
本日以降も値動きを注視しつつ、
次号メルマガ(第494号:10月8日)で、
今後の展望について分析する予定です。
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