「物価の上昇」、「景気の後退」、「政界の流動化」と今後の株価展望。
【午前1時半の更新です】
昨日の日経平均は反発。
しかし上値が軽いとはいえず、
「様子見」感の強い一日でした。
米国のCPIの発表を前にして、
市場に警戒感が広がったtため、
手がけづらかったわけですが、
先程、発表された実際の数値は、
前月よりもさらに大きくなって、
40年半ぶりの高インフレです。
物価はピークアウトどころか、
さらに加速しつつあるというのは、
かなりの衝撃であるといえます。
物価の上昇が止まらないため、
さらなる「利上げ」加速にも、
正当性が与えられそうな一方、
欧米では景気後退の懸念が、
現実味を増しつつあります。
前号メルマガ(第429号:7月10日)でも、
詳しく指摘しているところですが、
物価の上昇と景気の後退という、
憂慮すべき事態が進行することで、
今年後半以降の市場と経済に、
何が起こり得るのかという点は、
全投資家が考えておくべきことです。
安倍元総理の衝撃的な暗殺事件から、
悲しみや戸惑いが消えないうちから、
日本の政界が激しく動き出しており、
特に与党中枢のパワーバランスに、
顕著な変化が出てきているようで、
一部に「流動化」の兆しがみえています。
これが日本と日本経済の未来に、
どのような影響を与え得るのかも、
今一度、考えておきたいですので、
次号メルマガ(第430号:7月17日)で、
最新情報を踏まえて分析する予定です。
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