「景気後退」の現実味と今後の株価の展望。
昨日の日経平均は反落。
FRBの「タカ派」姿勢が嫌気され、
日本市場の上昇も止まりました。
ECBも「利上げ」を減速しますが、
充分に物価上昇率が抑制されるのは、
なお相当の時間がかかると思われ、
資産圧縮なども実施されての、
「引き締め」が継続していきます。
「利上げ」の速度が低下しても、
すでに高くなっている金利を、
さらが上げ続けるわけであり、
景気にどんな負荷がかかるかを、
市場が意識するのは当然です。
昨夜は案の定というべきか、
小売り業の想定外の不振を受けて、
NY株が暴落気味に下落しています。
「景気後退」の現実味が増して、
株式市場の先行き見通しについて、
黄信号が灯りつつあるなかで、
「12月相場」も後半を迎えました。
いったん沈静化したとはいえ、
幾多の危機も燻り続けており、
年末年始から来年にかけては、
大いに注意すべきことも多いため、
次号メルマガ(第452号:12月18日)で、
それらをあらためて詳しく点検し、
今後の株価の展望を分析する予定です。
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