今年後半の「危険なトリガー」とは。
昨日の日経平均は大幅に反落。
景気後退への懸念によって、
欧米市場が下落したのを受け、
買い戻しの流れがストップし、
大きな値幅で下落しました。
もっとも昨夜は米国市場で、
「利上げ」加速の観測が後退し、
若干の上昇に転じていますので、
売りが売りを呼ぶパニック安が、
このまま発生するとも思えず、
前号メルマガ(第428号:7月3日)で、
指摘していた例の株価位置あたりが、
また意識される可能性はあります。
とはいえ、相場をめぐる大きな環境が、
決して楽観的なものではないことは、
昨日の下げでも証明されています。
物価上昇がピークアウトしても、
物価が本格的に下落していくかは、
全く別問題といえるわけですし、
この状況が長引くにつれて、
景気と経済がどう推移するかを、
よく考えておく必要があります。
これまでも述べてきたことでありますが、
次号メルマガ(第429号:7月10日)は、
何が危険なトリガーになり得るのかを、
しっかり分析しておくことによって、
今年後半に起こり得る悪いシナリオを、
回避する方策を考えておく予定です。
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