歴史的な混迷をどう生き残り、好機を掴むか。
先週の日経平均は反発後に失速。
ちょうど例の株価位置までは、
買い戻されたのは良いですが、
金融政策の「引き締め」が、
景気後退をもたらすとの懸念が、
再び大きく広がった結果として、
失速して大きく下落しています。
もっとも物価上昇については、
ピークアウトの観測もあって、
週末の海外市場は上昇しており、
また金利の上昇も一段落をして、
足下が悲観一辺倒ではないことも、
前号メルマガ(第428号:7月3日)で、
指摘しているところでありますが、
市場の不安の根は深いものがあり、
物価の上昇が止まったとしても、
それで混乱が全て収束するとは、
まだまだ言えないのも確かです。
ウクライナにおける戦争も、
終わりが見えない混迷となり、
かなり長期戦になりそうですが、
これらがこの夏から秋にかけて、
政治、社会、国際情勢の全てに、
どう影響していくかという点も、
考え合わせていきたいところです。
歴史的ともいえる混迷のなかで、
市場が翻弄され動揺を続けますが、
これを生き残り、好機を掴むのが、
現代の投資家の使命と考えております。
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