「玉」への期待と実際の相場環境。
昨日の日経平均は続伸。
先週末の米国株安を受けて、
朝方は安く始まりましたが、
下がらないことが確認されると、
買い戻しの流れが再発しました。
株価位置を確認してみても、
まだまだ上値余地はありそうなのは、
前号メルマガ(第424号:6月5日)で、
例の水準に照らして点検しています。
また、日本政府を含む各国当局による、
「玉」についても言及しましたが、
特段の新しい悪材料もないところで、
期待が反映された格好になります。
もっとも、昨夜の米国市場では、
長期金利の再上昇がネックとなり、
買い戻しに水が差されています。
底なしの下落を許さないような、
有力な「玉」が出てきたとしても、
相場環境を根本から改善させて、
「強気」の度を高めていく程の、
大きな転換はまだみられません。
日経平均の買い戻しに関しても、
いずれ上値が制限される場面が、
来る可能性が近いことを勘案し、
賢明に戦略を立てたいところです。
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