「新しい資本主義」で株式市場はどうなるのか。
昨日の日経平均は続伸。
引けにかけて利確に押されて、
だいぶ値を消してしまったため、
2万8千円の大台は割ったものの、
3日連続での続伸となっています。
ただ、例の株価位置が近づくと、
いったん売られてはいますので、
今後、上値を追えるのかどうか、
よく見極めたいところですが、
新たな悪材料が出てない一方、
岸田政権の出した「玉」などが、
一定の期待を得ていることなどは、
前号メルマガ（第424号：6月5日）で、
詳しく分析している通りです。
「骨太の方針」も閣議決定されて、
政府の正式な基本方針になりますが、
ようやく出た「新しい資本主義」が、
株高政策を真っ向から否定せずに、
「アベノミクス」の要素を入れて、
資本家へ配慮しているということは、
やはり留意しておきたいところです。
もっとも、ウクライナの戦争を含め、
世界経済の「暗雲」は晴れておらず、
むしろまだまだ混沌としています。
今年後半に横たわる不安材料を、
政策的な「玉」でどう対抗するのか、
よく見極めていきたいところですので、
次号メルマガ（第435号：6月12日）で、
改めて詳しく分析する予定でおります。
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