世界経済の「暗雲」と各国当局の出す「玉」。
先週の日経平均は乱高下。
買い戻しによるリバウンドで、
2万7千円ラインに到達した後、
米国発の景気不安が直撃して、
また下げてしまうといった、
落ち着かない展開となりました。
金融政策を「引き締め」るのに、
ウクライナにおける戦争などの、
大きな不安要因が重なっており、
米国はじめ世界の経済全体に、
「暗雲」が立ち込めています。
もっとも、各国の当局とて、
ただ座視するつもりはないようで、
景気と株価の悪化に対抗すべく、
様々に「玉」を出しているのは、
前号メルマガ(第422号:5月22日)で、
詳しく点検しているところです。
経済の大きな下落トレンドに対し、
当局がどう対抗していくのかが、
株価を決める軸となりそうです。
そのなかに新たな危険が生まれ、
またチャンスが生起すると思われます。
いずれにせよ情勢は激しく動き、
多くの変化がありそうですので、
引き続き注意力を高めたい局面です。
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