ウクライナ情勢に「落とし所」はあるのか。
先週の日経平均は乱調。
露軍による「侵攻」の情報に、
右往左往する展開となりました。
「侵攻」が実施されたなら、
世界経済も大混乱に陥るため、
具体的な観測が流れるたびに、
大きく下げる展開でありますが、
同時に「対話」も続いており、
大規模な衝突を回避するための、
必死の努力も続けられています。
事態の「落とし所」については、
比較的、軽微な損害で済む場合も、
まだ可能性として残っているため、
前号メルマガ(第409号:2月20日)で、
どういうケースがあり得るかを、
詳しく点検・整理していますが、
いずれにせよ軽重のそれぞれで、
シナリオが存在しているわけで、
プーチン氏やバイデン氏らの、
指導者の駆け引きと決断次第で、
事態が決まっていくという、
極めてクリティカルな局面です。
一方、金利や為替などの動きが、
いったん落ち着いているのは、
市場にとっても好材料ですが、
こちらも要人発言などによって、
どの瞬間にも大きく動いて、
株価に影響を与えかねません。
瞬時に大きな動きがあり得る、
かなり緊迫している局面が、
しばらく続きそうですので、
そのつもりでの注意が必要です。
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