いくつかの好材料と新たな不安と相場の展望。
昨日の日経平均は大幅に続伸。
米国株の上昇にも牽引され、
上昇に勢いがついた結果、
再び「半値戻し」を目指して、
日経平均も買われています。
いくつか良い材料があります。
フランスなどの仲介によって、
ロシアとウクライナの衝突が、
少し遠ざかる可能性が出ており、
市場には好材料となります。
米国の長期金利の上昇が、
2%の手前で一服しているのも、
株式市場の好材料といえます。
また、世界のコロナ禍についても、
米国のファウチ氏の発言などで、
「終わり」がみえてきたことが、
改めて認識されつつあることも、
市場に好感される材料でしょう。
こうした「追い風」に支援され、
先月の暴落からの「半値戻し」が、
達成される可能性はありますが、
少し気になる材料もあります。
日本企業の「稼ぐ力」が、
乱高下をしているために、
株価位置の「基準値」が、
大いに下がる恐れがあり、
上昇していった先の上値が、
制約される恐れがあることです。
こうした新たな材料を盛り込みつつ、
次号メルマガ(第408号:2月13日)で、
2月後半以降の展望を分析する予定です。
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