「11月相場」の好材料と悪材料。
先週末金曜日の日経平均は、
またも上値を抑えられて失速し、
ちょうど「例の株価位置」まで、
値を消して大引けとなりました。
ここを上放れするかどうかが、
当面の焦点といえるわけであり、
いくつか好材料もあったことを、
前号メルマガ（第445号：10月30日）で、
詳しく分析しているところですが、
深刻な「危機」が燻り続けるなか、
市場参加者が積極的な姿勢をとり、
買い上がっていく段階までは、
まだ到達していなかったようです。
もっとも、「危機」が破裂せず、
ギリギリで回避され続けていることも、
無視できない材料でもありますので、
「底」を目指し、「底」を抜くような、
強烈な売りの勢いも一段落しています。
先週末の米国高の影響を受けて、
今日の日経平均にもそれなりの、
上昇圧力が働くと思われますので、
「例の株価位置」を超えていき、
上放れをしていくようであれば、
次のターゲットが意識されることも、
前号メルマガで述べているところ。
好材料と悪材料が交錯するなかで、
どのように「11月相場」に入り、
展開していくことになるのかを、
しっかり見極めたい局面です。
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