日経平均の「下げ余地」と「リバウンド」。
昨日の日経平均は大幅に続落。
オミクロン株の脅威を認識し、
日本政府も外国からの訪問を、
全面的に停止する方針をとるなど、
各国とも警戒を高めた結果、
下げが続いてしまいました。
世界各国でも広がりをみせて、
日本でも感染が疑われる方が、
英国では市中感染の疑いなどが、
相次いで報告されていますので、
ロックダウンを含む強い措置が、
近いうちにとられるとの懸念が、
市場の不安心理を広げています。
前号メルマガ(第397号:11月28日)で、
このまま不安が広がった場合の、
当面、下げていく場合の目途を、
「水準」に照らして考察しましたが、
「下げ余地」はまだたっぷりあります。
もっとも、どういう変異なのか、
確定的なことはわかっておらず、
やや恐怖の方が先走ってしまい、
実態を反映しない可能性もあり、
続報にはよく注意すべきでしょう。
米国のバイデン大統領などは、
都市封鎖などの強い措置までは、
必要ないという判断を示して、
株価を反転上昇させているため、
日経平均も一度、下げ止まり、
リバウンドを試すという可能性は、
あるのではないかと思われます。
オミクロン株についての真相が、
今後の株価を左右することは、
間違いのないところであり、
その意味では報道内容次第で、
素直に動く相場になりそうです。
引き続き注意して情報に接し、
適宜適切に動きたい局面です。
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