「バブル」の燃料と内外情勢の変化。
日経平均は小幅に反発。
寄り付きから下げていたものの、
前場のうちには切り返しており、
押し目を狙う動きは健在です。
2万３千円ラインをキープして、
メジャーSQ週の中日を過ぎました。
さすがに凄まじい連騰の後ですから、
日柄調整となる可能性はありますし、
メジャーSQ値をめぐる思惑もあって、
少しもたつくかもしれませんが、
「バブル」は続いているといえます。
もっとも、相場環境は変化しており、
株価以外のものをよくみてみると、
ちょっと気になる傾向もあります。
「為替」が少し「円高」に触れており、
金価格も再上昇に転じていますし、
何より日本政府・日銀が懸念する、
例の指標の動きがやや不穏です。
溢れ返る「過剰流動性」を受けて、
株価だけは能天気に上昇しても、
外交・政治の分野の動きは激しく、
不穏な種を孕んでいることは、
前号メルマガ（第320号：6月7日）で、
内外の情勢を分析したところです。
日本の国会は日程が少し変化して、
全体の質疑時間こそ変わらないものの、
総理の日程拘束は「5日間」となって、
「国会最終盤の攻防」が続いています。
のらりくらりでかわしていますが、
決してノーダメージとはいえず、
与党の内外でも様々な「狼煙」が、
ちらりほらりと上がっています。
「バブル」を生んだ環境から一転、
ガラリと相場環境が変化することも、
遠からずあると考えられますので、
次号メルマガ（第321号：6月14日）で、
そうした環境変化を分析する予定です。
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