「買い戻し」と次の波乱の火種。
4連休前の日経平均は反発。
やや「売られ過ぎ」の観もあり、
安値警戒も出始めていたところ、
米国で景気回復観測が復活し、
米国株が上昇するのに「連れ高」し、
日経平均も買い戻されました。
長い連休を前にポジションを整理し、
不測の事態に備える心理もあります。
実際、海外市場は堅調に戻り、
日本も五輪報道一色となって、
悪材料が意識されなくなっており、
悲観ムードが後退してきたことは、
前号メルマガ（第379号：7月25日）で、
詳しく点検してみたところです。
菅政権に対する批判の声なども、
いったんトーンダウンしており、
今日以降も買い戻しが続けば、
どこまで戻るかが焦点になります。
もっとも、五輪報道の影になって、
あまり意識はされないとはいえ、
今週から8月にかけては、
大きなイベントが待っています。
特に米国はFRBでも議会でも、
注意を要する動きがあるために、
日経平均の戻りにどう影響するか、
アンテナを張っておきたいところ。
五輪報道が盛り上がりをみせて、
買い戻しで上昇するとはいっても、
幾多の火種はまだ燻り続けており、
波乱の危険は常にあることだけは、
注意を払う必要がある局面です。
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