昨日の日経平均も続落。

前夜の米国株の暴落を受けて、

今年1月以来の水準となる、

安値27330.15円を記録です。

底値を模索する動きですが、

このあたりの安値になると、

いったん切り返す動きもあり、

やや「売られ過ぎ」という意識も、

市場参加者に出てきたようです。

新型コロナが感染が再拡大し、

景気の先行きが疑問視されますが、

同時にそれは金融・財政政策への、

期待を高めることも意味しており、

株高の圧力はまだ存在しています。

昨夜の米国株は大反発していますので、

今日の日経平均も値を戻したところで、

取り引きがスタートしそうです。

ただ、4連休を控えていることもあり、

積極的な買いが続くかどうかの点は、

やはり疑問がないともいえませんし、

株高圧力をもたらす政策的な要因に、

大きな変化が生じるようであれば、

株式市場の先行きも影響を受けます。

明日から東京五輪が開催されて、

報道は五輪一色になりそうですが、

その背後では政界の駆け引きが、

激しく繰り広げられていますので、

思わぬ大きなドラマが展開されて、

市場に影響を与えかねない状況です。

こうした「夏の政局ドラマ」も踏まえ、

次号メルマガ(第379号:7月25日)で、

この夏の株価の展望を分析する予定です。

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