与野党の「激突モード」とFOMCの「議論」。
昨日の日経平均は上昇。
再び大台を回復することができ、
「2万9千円の攻防」が継続中です。
相場環境の好転を反映して、
下値は限られているところですが、
このままどこまで上値をとれるか、
今週の焦点になると思われます。
前号メルマガ(第373号:6月13日)で、
注目すべき日程に触れましたが、
日本では国会の会期末にあわせて、
ようやく与野党が「激突モード」になり、
まずは野党側が仕掛けてきました。
菅政権の側がこれにどう応じるか、
今日の動きが注目されますが、
サプライズで「解散」をした場合、
前号メルマガでも書いているように、
与野党のどちらが有利であるのか、
市場は冷静に判断すると思われます。
一方、米国ではFOMCを前にして、
ちょっと「様子見」の空気です。
決定自体は変化がないとしても、
そこで出てくる「議論」の如何が、
市場に大きく影響しかねないため、
皆が息を潜めて注視していますが、
こちらも前号メルマガで書いた通り、
構図自体はシンプルと思われます。
いずれにせよ重要日程を迎えて、
状況は刻一刻と変化していますので、
情勢推移に適宜適切に対処すべく、
必要な準備をしておきたい局面です。
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