「潮目」の転換点はいつ来るか。
昨日の日経平均は反落。
前日に上昇した分の値を消して、
気迷い気味の値動きとなりました。
売買代金も細ってきており、
様子見の空気が広がるなかで、
3万円の手前で膠着状態です。
個別の決算も気になりますが、
それ以上に注意すべきなのは、
相場環境全体の今後の姿が、
どう転ぶか不透明であることです。
日米両国の政治主導の「玉」も、
どういう形で決着をするのか、
よく見えない部分が大きいですし、
それ以外にも突発的な不安が、
いくつも火種として燻っているのは、
前号メルマガ（第364号：4月11日）で、
詳しく点検してみたところです。
「バブルの燃料」が供給されるため、
株式市場全体に上昇圧力がかかって、
まだまだ高値圏にあるわけですが、
株高政策がいつまで持続可能かが、
疑問視されているわけですし、
突発的に悪材料が破裂したなら、
期待で高値が維持されてきたぶん、
巻き返す恐れがあるわけです。
買うにせよ、売り待ちにせよ、
そうした潮目の転換点について、
敏感にアンテナを立てておき、
適宜適切に動く準備は必要です。
日米首脳会談なども行われて、
状況が刻一刻と変わりますので、
次号メルマガ（第365号：4月18日）で、
諸情勢を再び詳しく点検する予定です。
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