「明るい年末年始」のための相場環境とは。
昨日の日経平均は反落。
一時26800円台まで上昇して、
高値をとる動きになった後、
高値警戒感からの売りが出て、
大きく値を消して引けました。
米国株もやはり下げています。
トランプ大統領が発言を一転させ、
「籠城」する可能性を示唆したり、
中国に大規模な圧力をかけて、
米中の対立を再燃・激化させたりと、
相場環境を少し不安にさせるなか、
新型コロナの経済への悪影響も、
無視できない状況になっており、
危険なまでの高値にある株を、
いったん利確する動きが広がって、
大きな値幅で下落しています。
あれほどの高値に駆け上がった以上、
そろそろ値幅的にも日柄的にも、
調整があっておかしくないですが、
単なる調整にとどまることなく、
相場の流れが暗転するかどうかは、
日米の政局をはじめ相場環境が、
変化するかどうかにかかっています。
今日から「12月相場」となりますが、
「明るい年末年始」を迎えるためには、
好適な相場環境が維持されることが、
不可欠の要素であるといえますので、
次号メルマガ（第346号：12月6日）で、
諸情勢を整理して詳しく分析します。
今月も気を緩めることのないよう、
情勢推移を見極めたいところです。
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