日米の相場の「焦点」になるもの。
昨日の日経平均は小さく反落。
新たな材料が出ていないため、
極端な閑散相場となっており、
上にも下にもほぼ動きのないまま、
「様子見」の状況が続いています。
もっとも、新型コロナの再拡大や、
追加の経済対策の不透明さなどが、
市場参加者にも嫌気された結果、
昨夜の米国市場は急落しており、
今日の日経平均もこれにともない、
下げ圧力がかかるのは必至です。
これを切り返して再上昇できるかは、
今後の政治状況の影響も大ですが、
米国の大統領選がどう決着するかや、
また菅政権の国会運営の手腕など、
いくつも見極めたい要素もあり、
どちらに転ぶと言い切れないことは、
前号メルマガ(第340号:10月25日)で、
その背景とともに詳しく分析しました。
実際、米国の激戦州の世論動向や、
日本の与党内からの菅総理評などに、
「おや?」と思うものも散見され、
安定とは別の方向へのベクトルが、
顕在化する可能性にも要注意です。
もっとも、日米ともに何が焦点で、
誰の動きが決定的な要素なのかを、
あらかじめ理解しておくならば、
上であれ下であれ新たな動きに、
対応し易くなるであろうことも、
前号メルマガで分析していますので、
正確な情報を正確に理解することで、
今後に備えていきたいところです。
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