一連の「大騒動」の爪痕と今後の相場シナリオ。
（午前1時の更新です）
昨日も日経平均は反落。
あれだけの連騰の後ですし、
高値を更新した後ですので、
反落も不思議ではありませんが、
売買代金が細っているのは、
少し気になる話ではあります。
日銀の緊急会合などを前にして、
「様子見」をしたい心理もあり、
また2次補正も蓋を開けるまで、
どうなるか見えない状況です。
政治主導で高めてきた「期待」が、
どう転んでいくかという点は、
しっかり見極めたいところです。
ただ、その政治の足下が、
各国とも大きく揺らいでおり、
ことに日本の安倍政権もまた、
発足以来の窮地に立っています。
緊急事態宣言が完全に解除されて、
緊迫ムードが少し緩むあたりから、
政権批判がまた高まることを、
政府・与党は警戒していますが、
実際、超がつく異常な事態が、
永田町では進行し続けているため、
来月にかけて対応を誤れば、
ガラリと政治状況が変化して、
市場にも大きく影響しかねません。
いずれにせよ検察首脳をめぐっての、
今週初めからの一連の「大騒動」は、
相当に深刻な爪痕を残しており、
今後の政治カレンダーを根底から、
大きく変えつつあるようですので、
次号メルマガ（第318号：5月25日）で、
また詳しく解説と分析をする予定です。
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