新型コロナへの対応をめぐって、

日本政府が緊張と焦りを深めています。

日本人同士による「市中感染」が、

国内の複数個所で同時に発生し、

しかも感染経路が把握できないという、

「新たな局面」に入っています。

新型コロナそれ自体への警戒で、

国民の不安は増大していますが、

政府はさらに感染拡大がもたらす、

「経済災害」や「政治リスク」にも、

大いに頭を悩ませているようです。

前号メルマガ(第304号:2月16日)では、

日本国内の「新たな局面」について、

その背景と影響を分析していますが、

偶然による感染拡大ではないために、

今後、政権がどう批判をかわすのかで、

日経平均の未来も左右されてきます。

先々の「期待」は芽生えていますが、

新型コロナが市場を揺さぶって、

「ブラック・スワン」となる恐れは、

今もなお強く燻り続けています。

そうしたなかで国会では衆議院で、

予算委の集中審議が開かれますが、

総理が不用意な発言などせずに、

無難にこなしていくかどうかを、

まずは注目してみたいと思います。

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