「2万4千円ライン」突破の条件。
（午前0時半の更新です）
昨日の日経平均はさらに大幅続伸。
武漢肺炎の「経済災害」に対抗すべく、
米中の「官製相場」が全開のところに、
強いポジティブ・サプライズとして、
「治療薬」についての報道が相次ぎ、
相場の空気がガラリと変わりました。
新型肺炎の「武漢以外での致死率」が、
さほど高くなっていないことも、
不安心理の後退に大いに貢献しており、
日経平均も疫病の話題が噴き出す前の、
「2万4千円の攻防」の頃の株価まで、
超スピードで戻す展開となっています。
次号メルマガ（第303号：2月9日）では、
この背景にある日米中の政界事情も、
詳しく分析していく予定ですが、
先週末までの危機一色のムードから、
ガラリと真逆の方向に変わるような、
「魔法」のようなことが起きています。
もっとも、「2万4千円の攻防」は、
武漢肺炎の騒動が勃発する前から、
「難所」として立ちはだかり、
跳ね返されてきたところです。
武漢肺炎の脅威は後退したとはいえ、
経済的、政治的な悪影響は残っており、
政府が実施する金融・財政政策が、
どこまでカバーできるかという点も、
いまひとつ検証が必要ですから、
今後、「2万4千円ライン」をぶち抜いて、
さらに上値をとっていくかどうかは、
そうしたことにもかかっています。
次号メルマガではそれらを含めて、
「2万4千円ライン」突破の条件と、
突破できなかった場合のシナリオを、
具体的に点検していく予定です。
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