「上値トライ」の条件と年末にかけての「落とし穴」。
昨日の日経平均は反落。
朝方は高く始まりましたが、
買いの勢いが続くことはなく、
利益確定に押されています。
日経平均が中立的な株価位置を、
固めることができるかどうかが、
当面の焦点であるといえます。
いったん下げ止まりとなった後、
中立的な株価位置の付近で、
「値固め」を完了させたなら、
次の「ターゲット」を目指しての、
さらなる上昇が始まり得ることを、
前号メルマガ(第501号:11月26日)で、
指摘しているところであります。
ただ、「上値トライ」をするだけの、
積極的な買いを入れていく動きが、
なかなか続いてこない昨日でした。
中東情勢の不透明さに加えて、
米国の金融政策についても、
警戒する見方が燻っており、
米国株も少し下げています。
上昇を支援する内外の環境に、
変化が生じるようであるならば、
再上昇の希望が断たれるのも、
前号メルマガで述べていますが、
年末にかけては「落とし穴」が、
いくつも控えていることもあり、
どのあたりで踏みとどまれるか、
引き続き今日以降の注目点です。
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