再びの「高値トライ」と、まだまだ燻る波乱要因。
(午前1時の更新です)
昨日の日経平均は大幅反発。
売買代金は記録的に低調の状況であり、
熱気のようなものはなかったものの、
中国政府があれほど啖呵を切っていたのに、
香港人権法への「報復」などには言及せず、
また、中国の経済指標が予想を上回って、
そこそこに良かったことが材料となって、
「上ブレ」気味にぽーんと上げて、
終値での最高値更新となりました。
またも「高値トライ」となっていますが、
これといった悪材料が破裂せず、
「期待」が持続するという状況では、
「高値トライ」が継続しそうなことは、
前号メルマガ(第293号:12月1日)で、
その理由とともに分析した通りです。
ただ、どうにも「上ブレ」気味ですし、
「バブル」の様相も呈しています。
よほど根本的に相場環境が変化しない限り、
「上ブレ」はやがて修正されるものですし、
どんな「バブル」もいずれ終焉するものです。
こういう状況で悪材料が出てくる時は、
よくよく注意しておく必要があります。
実際、情勢は刻一刻と変化し続けています。
先ほど、ようやく中国が「報復」を発表し、
具体的な内容が部分的に判明しました。
米艦船の香港寄航を禁じるといった、
なんとも拍子抜けするようなもので、
貿易面での「米中協議」が決裂するのを、
なんとか避けたいという意志が透けており、
日経ナイトは一時的に上昇してはいます。
ただ、これでボールは米国の側に戻され、
議会の圧力を受けたトランプ政権が、
どんな一手を打ってくるかによって、
相場の雰囲気は大きく変化しかねません。
また、こういうタイミングで米国の指標が、
予想外の悪化を示したことによって、
日経ナイトはまた「上ブレ」の部分が、
すっかり値を消すように動いてもいます。
「期待」による「上ブレ」があっても、
確固とした相場環境の好転がない限り、
上昇が続く保証がないことは、
前号メルマガでも申し上げた通りです。
臨時国会最終盤の安倍総理の答弁も、
むしろ不安を広げているようでもあり、
これまた前号メルマガで述べた通り、
政局事情の急変にも要注意です。
「高値圏での攻防」のさなかに、
波乱要因が燻っているわけであり、
こうして刻一刻と変化する相場環境に、
適宜適切に対応すべき局面ですので、
いずれにせよ注意力が必要といえます。
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