内外とも年末年始の攻防は熾烈。
先週はよりによってメジャーSQ週を、
特大級の衝撃が襲う恐れがあったため、
日経平均は月曜から急落して始まりました。
しかし、火曜、水曜、木曜と、
危機を「先送り」するサプライズが相次ぎ、
一時的な「買戻し」効果が勝ったために、
結果として大きな波乱は発生しませんでした。
日経平均の「下ブレ」は最小限にとどまり、
ほっとひと安心といきたいところですが、
前号メルマガ(第243号:12月16日)のなかで、
詳しく点検した通り、やはり「先送り」であり、
危機が去ったわけではありませんから、
SQ通過後の金曜にはこれを反映して、
また例の株価位置まで下げてしまっています。
「米中対決」も欧州と英国の騒乱も、
これからが本番といえるものであり、
本格的に危機が破裂したならば、
その衝撃は凄まじいものがあるため、
積極的に買い上がる機運は広がらず、
どうしても上値が抑制されてしまいます。
年末年始から年明けにかけて、
米中も欧州各国も攻防が激しくなり、
突発的な事態に右往左往しそうですから、
ずっと気ぜわしい日々が続きそうです。
ただ、日経平均が例の株価位置あたりで、
なんとか踏みとどまっているということも、
現在の相場を物語る大きな特徴のひとつです。
安倍政権がこれまで取り組んできたことは、
良し悪しはあれど「株高政策」としては、
十分な効果をあげてきたのは事実であり、
日本企業の「稼ぐ力」は上昇しています。
その安倍政権も来年のなかばまでには、
また重大な試練に直面するところですが、
しかし、それを越えてさらに存続すべく、
様々な仕掛けに着手されていることも、
前号メルマガで詳しくご紹介した通りです。
「外交戦」も与党内の勢力争いも、
年末年始から年明けにかけては、
非常に活発、かつ熾烈なものであり、
安倍総理はこれらのるかそるかの戦いに、
政権だけでなく日本の未来をかけて、
全力で挑んでいるところです。
今週もちょっと気になる動きが、
政権周辺から飛び出しそうですから、
目を皿のようにしてウォッチします。
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