昨日の日経平均は大幅続落。

「南欧不安」による世界市場の動揺が、

日本市場でも円高・株安を促進してしまいました。

ただ、対ドルで円高の進行が比較的、遅いこともあって、

日経平均は前場で一時400円超も下落をしたものの、

後場は「粘り腰」で下げ渋った形となり、

22000円をキープしたのは良かったというべきか。

昨夜は「南欧不安」が少し後退したことを受け、

米国市場も大きく反発していますから、

今日の日経平均も買い戻しが先行しそうです。

安倍政権も「粘り腰」で頑張り抜く構えです。

米朝首脳会談を前にした日米首脳会談の成果か、

「日朝外相会談」というサプライズ観測も出ました。

日朝間にパイプがつながっていることが、

これで公式な形で証明されるわけですし、

しかもその開催時期というのは、

安倍総理にとって非常に好都合な日程観です。

予算委やQTでの総理の答弁の様子をみて、

政権の前途を悲観しかけた与党の人々たちも、

日朝会談という「期待」が引っ張られることに、

もしかしたら「神風」が吹くかもしれないと、

一抹の希望を抱き続けることができています。

ただし。

逆に言えばこの「神風」への「期待」がなければ、

安倍政権は非常に厳しい状況に追い込まれているのは、

客観状況を冷静に判断すれば否定できないところです。

昨日のQTではテレビに映る安倍総理の姿とともに、

テレビに映っていない閣僚席の各大臣の天を仰ぐ姿が、

安倍総理の苦境ぶりを物語ったといえましょう。

しかしどんな劣勢であっても政権を維持し続ける限り、

株高を維持し、推進することはできます。

前号メルマガ(第214号:5月27日)で詳述した通り、

安倍政権が出そうとしている「玉」の中には、

かなり強力な株高効果が期待できるものもあり、

政権が存続し、延命していく見込みが立つのであれば、

ある程度の位置まで株価を押し戻していくことは、

まだ決して不可能ではないとみられているところです。

いよいよ明日からは勝負となる「6月相場」です。

外部要因での俄かな攪乱も続いていますが、

そうしたこともだんだんと織り込まれる形で、

秋に向けての株価シナリオが固まっていきますから、

次号メルマガ(第215号:6月3日)のなかで、

しっかりと分析する予定です。

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