極めて大きく、重い出来事。
(ゴールデンウィーク中につき短い更新です)
朝鮮半島情勢はより長期化、複雑化の兆しがあり、
また、緊張が緩和されたわけではありませんが、
「Xデー」とされた日の核実験がなかったことで、
株価のほうは再び「様子見」モードに移っています。
北朝鮮側がギリギリの「最後の一線」を値踏みし、
そこだけは超えないだろうとみられていることと、
米国のほうから軍事行動に移ろうにも、
ロシアが思わぬ形で牽制をしていることで、
そう簡単に攻撃もできない状況があるわけですが、
しかし問題は何ひとつ解決されているわけでもなく、
やはり本当のヤマ場はもう少し先なのだと思います。
一方、米国の国内政治のほうも、
予想通りにギリギリで「政府閉鎖」をしなくて済み、
また、待望(?)の「大型減税案(骨子)」が出ました。
当然ながらこれらは一応、プラス材料といえ、
そのため「トランプ相場」が巻き返すような事態には、
現時点では至っていません。
ただし、ここからさらに上昇を続けるかというと、
ちょっと疑問点のほうが多いように思います。
「政府閉鎖」が回避されたといっても一時的なもので、
「大型減税」も実施可能かどうか不透明です。
こうした事情があって日経平均は結局のところ、
またいつもの「お馴染みの株価位置」に戻り、
「様子見」のままゴールデンウィークに突入しました。
「お馴染みの株価位置」が何を意味するかは、
前号メルマガ(第158号:4月30日)に書いたところです。
しかし、前号メルマガにも書いたように、
水面下で進む息詰まるような駆け引きを考えると、
やはりこの先、相当に大きな「ヤマ場」が来て、
株式市場は巨大な影響を受けるのではないかと思います。
今、目の前で起こりつつあることは、
おそらくは後世の歴史の教科書に載るであろう、
極めて大きく、重い出来事です。
連休中の間はその意味をよく考え、
自分の人生や資産計画を練り直すことが、
最も有意義な時間の使い方かと思います。
次号メルマガ(第159号:5月7日)は、
目の前で発生中の歴史的な出来事の推移とともに、
もう少し長い先の未来での確実性を帯びた話を書き、
皆様のご参考にしていただきたいと考える次第です。
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