日経平均の「上値余地」と「春の相場」。
(午前0時の更新です)
重要日程を通過し安堵が広がりました。
日経平均は先週末に続いて上昇。
ただ、寄付近辺で最高値を記録した後は、
株も為替も一服感となっており、
日経平均の日足は陰線になって終わっています。
力強い上昇にはもうひと材料欲しいところです。
前号メルマガ(第147号:2月12日)で書きましたが、
日米首脳会談の「成果」などの要因によって、
日経平均の上値余地は拡大したと思われます。
個人消費は未だ弱いものの、
日本のGDPも少しづつ拡大が続いており、
アベノミクスの先行きにはまだ希望が灯っています。
しかし、全てが順風満帆かというとさにあらず。
米国、英国、欧州、中国、新興国の全てで、
次にどんな「まさか」が飛び出すかわからず、
お隣の朝鮮半島の情勢が不穏さを増していることも、
前号メルマガで詳しく触れた通りです。
これは前号メルマガでも触れたことですが、
「上値余地がある」ということと、
「上昇する」ということはイコールではありません。
私は「上値余地がある」からといって、
「上昇するだろう」と積極的に買っていくよりは、
「確実に下落する」ポイントを待つ戦略をとることは、
古くからの読者の皆様は重々ご承知のことと思います。
おそらく、この2月はトランプ氏の「玉」の中身次第で、
もう一段の上昇があり得るのだろうとは思います。
しかし、「玉」が出尽くした後、
次の「超荒波」の種が芽吹きかねないことも、
先月からの一連のメルマガで解説した通りです。
次号メルマガ(第148号:2月19日)では、
2月に考えられる上昇圧力と上昇の可能性、
そして、3月以降に来る不安要因の双方を整理し、
「春の相場」の見通しと注意点を考察します。
日本経済、そしてアベノミクスには、
先行きに明るい希望が再点灯し始めていますが、
依然として予断を許さぬ「まさか」の種が、
いくつも待っていることを前提にして、
この先の戦略を組んでいくべきかと考えています。
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