日経平均の「上値余地」と政治の「機能不全」。
先週の日経平均は乱高下。
中立的な株価を回復すべく、
買いが入ったり利確されたり、
大きな値幅で上下動しました。
もっとも株価位置は低くても、
「稼ぐ力」も増大しており、
上値余地が拡大しているのは、
前号メルマガ（第499号：11月12日）で、
確認しているところでありますが、
しかし上昇を支援する相場環境が、
どこまで維持されるかどうかは、
かなり不透明であることもまた、
あわせて言及しているところです。
中東情勢が米国はじめ各国で、
政界中枢を揺さぶっており、
それゆえにウクライナ支援に、
大きな支障をきたす現象なども、
実際に起こり始めています。
金融当局が微妙な舵取りで、
ギリギリの運営をするなか、
政治が機能不全になることも、
考慮に入れる必要が出ており、
市場にとっては予断を許さない、
難しい状況にもなりかねません。
今週はそうした観点からもまた、
情勢推移を見極めたいところです。
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