日経平均の「上値余地」と下落のきっかけ。
大発会の日は大幅に急上昇。
いきなり510.08円の反発を記録し、
幸先のよいスタートといえます。
特段の悪材料が出ておらず、
米国市場が好調であることや、
昨年末の失速でアクが抜けて、
その反動で買われたことが、
昨日の急上昇をもたらしました。
当面の上値余地、上昇限界について、
前号メルマガ(第402号:1月4日)で、
「居心地のいい水準」をもとに、
目安となるあたりを示していますが、
為替等で日本企業の「稼ぐ力」が、
どのように変化していくかなども、
今後の焦点になると思われます。
もっとも、上値余地があっても、
必ず上昇するとは限らないことは、
常に述べているところであります。
米国の長期金利がまた動き出して、
金融政策の変更についての懸念が、
再び高まるようであるならば、
株高の継続も疑問視されますし、
日本国内でオミクロン株が、
不気味な急拡大をしていることも、
いずれ経済活動に影響しそうです。
上昇局面は常に突然に終わって、
下げに転じることが多いですが、
今回は何がきっかけになり得るか、
前号メルマガで分析しています。
いずれにせよ上がったものは、
いずれ必ず下げるものですので、
そうした点をよく注意しつつ、
「1月相場」に臨みたいところです。
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