(午前0時の更新です)

2017年は「お年玉相場」から始まりました。

昨日のブログに書いたように為替の影響もあり、

昨年末の調整分を吹き飛ばして上昇しました。

大発会の日経平均としては記録的な上昇です。

ちょっと意外だったのは上海市場です。

米国の対中姿勢が先鋭化しつつあるなか、

為替が元高に振れつつあるのはわかるとして、

株価が上昇した理由はいったい何か。

共産党政権下の中国では、

株価を含むあらゆる経済指標がアテになりませんが、

何が上海株を上昇させているのかによって、

今後の世界と日本経済のシナリオはまるで変わります。

かねてから進めている私の例の投資案件にも、

かなり密接に絡んでくる話ではありますので、

次号メルマガ(第142号:1月8日)で分析します。

国内政治も首相と野党代表の伊勢参拝をもって、

正式にスタートすることになりました。

総理からは1月20日の国会召集が明言され、

官邸周辺からは同時期の訪米話も聞こえてきます。

確かに、その通りの日程なら1月解散はもう不可能。

安倍政権側はじっくりと腰を落ち着けて、

前号メルマガ(第141号:1月1日)に書いた、

新戦略に取り組むつもりなのかもしれません。

それならばそれでシナリオがおおよそみえてきます。

今年の前半戦は政局話を水面下で進め、

中盤以降に「大騒ぎ」を引き起こして、

秋以降の大団円、といった展開でしょうか。

こういうシナリオの構築能力と実施手腕に関して、

安倍政権の左右の両腕はずば抜けていますし、

安倍総理は攻め手に回り続けている限り強いです。

無論、「政治は一寸先が闇」ですから、

思惑どおりいくことはほとんどありません。

野党側には野党側でまたシナリオがあり、

時間さえかければ政権を退陣に追い込む手段が、

決してないわけではないからです。

(だからこそ、昨年末の「密約説」があったわけです)

ということで。

海外では米国と中国が、

国内では与党と野党が、

それぞれに生存を賭けて戦う2017年が始まりました。

誰が「勝ち組」に回るのかで、

今年の相場シナリオが決まると思いますが、

「お年玉相場」が示すものは、

市場参加者の先行き見通しなのかもしれません。

詳しくはまた、次号メルマガで。

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