(午前0時の更新です)

新年明けましておめでとうございます。

旧年中のご愛顧に心より感謝を申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年、私の元日はメルマガの執筆と発行から。

第141号は「短縮バージョン」にするつもりが、

いつも以上の本編記事を書いて年が明けました。

しかし、年末年始の疲れも出たのか、

発行後、昨日まで倒れ込んでしまっていました。

そんなわけで、まだふらふらしていますし、

明日は早朝から予定がびっちりですので、

このブログはやや短めで失礼致します。

今年の見通しについては元日のメルマガに、

これ以上ないくらいたっぷり書きました。

超長期的に日本の未来には明るい展望があり、

今年の相場には「良いシナリオ」が存在します。

この点、ひたすら悪くなる要素が濃いと判断して、

年初から「冬ごもり」に入った昨年とは、

大きく違っている点ではあります。

(私は一昨年の年末まで、と期限を区切って、

「冬ごもり」の準備をした次第ですが、

実際、昨年は大発会から大きく崩れ、

ご存じのような大混乱が長く続きました)

しかし、「良いシナリオ」が存在するからといって、

その通りに行くとは限らないのも相場の姿です。

そもそも「良いシナリオ」の条件が全部揃うか、

不確定、不透明な要素が多いのも今年の特徴です。

また、特に今年は随所に「乱気流」の種があり、

日本市場がその「乱気流」に巻き込まれれば、

日経平均も大きく乱高下しそうです。

それら懸念すべきポイントのそれぞれについて、

元日メルマガでたっぷりと解説をしましたので、

ご興味のある方はご参照ください。

さて。

2017年の大発会です。

昨年末は「もう一歩」のリスクテイクがみられず、

逆に、大納会にかけて下げる展開となりました。

ちょっと嫌な雰囲気で終わったわけですが、

年が明けて特に悪材料が出たわけでもなく、

外国市場では為替が円安に振れています。

「円安=日本株高」の「アベ・トレード」は、

トランプ勝利以降も復活していますので、

少なくとも大発会が暴落から始まるような展開は、

今年は可能性が低くなっているように思います。

いずれにせよ、元日メルマガに書いたように、

この1月から早速、超ド級の材料が続出します。

大発会での相場の雰囲気は、

市場参加者が「これから起きること」を、

どう捉えているかを示すものです。

この先、「何が起きるか」は不透明ですが、

それ以上にわからないのは、

「起きたこと」に市場が「どう反応するか」です。

そういえば、つい先ほど、

米国USTR代表の新人事が発表され、

トランプ新政権の通商・貿易関連人事が、

上から下までみんな対中強硬派で揃いました。

これまた世界及び日本の経済の先行きにとっては、

けっこうなインパクトのある材料のはずです。

こういうことを市場がどう受け取るかを、

じっくりと注視して参りたいと思います。

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