「決断」の秋。
再び、「16600円台近辺の攻防」となり、
基本的に様子見ムードが継続しながら、
じわりじわりと下げていった今週でした。
先週、久しぶりに訪れた上昇圧力は、
その前提条件もろとも、ぐずぐずと崩れた一方、
株価が下に下がるとやはり日銀が気になります。
今週は「日銀砲」が派手にあらわれなかったぶん、
じわりじわりと下げていったわけですが、
しかし、「日銀砲」の弾（現金）は十分あり、
どこかで盛大に発射される恐れもありますから、
あまり調子に乗って売るわけにもいきません。
さて。
来週は「決断」の秋（とき）です。
日銀は「総括的検証」の内容を、
ほぼ、マスコミにリークし終えたと思われますが、
何かのサプライズが仕込まれる可能性も、
一応、否定するわけにはいかず、
上なり、下なりの波乱があるかもしれません。
数か月の長きにわたった金縛り状態も、
ようやく溶ける可能性が高いと思われますが、
いずれによせ、どうなるかは日銀の「決断」次第。
次号メルマガ（第126号：9月18日）で、
私なりの見立てを述べておきたいと思います。
それから、日銀の「決断」を待っている間に、
日本をめぐる国際情勢がずいぶん変化しています。
今年は本当にビッグニュースだらけであり、
メディアや識者も全部フォローできてはいませんが、
外交が得意な安倍政権はしっかりと情勢を把握し、
事態を主導的にグリップしつつあるようです。
（その良し悪しは別として・・・）
この秋から来年にかけて、
また、後世の教科書に載るようなことが、
ひょっとしたら起きるかもしれませんので、
そのあたりもまた次号メルマガで。
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