昨日の日経平均は続伸。

米国株の下落の影響を受けて、

前場で安く推移したものの、

中国の好指標などにも支えられ、

切り返すことに成功しています。

米国の金融政策への懸念は、

依然として根強くありますが、

日銀の「植田総裁」の手腕に、

安心する動きも広がっており、

やや膠着気味ではありますが、

底堅く推移しているところです。

もっとも、「異次元緩和」を、

今しばらく続けるとしても、

つまりは現状維持にとどまります。

新たな上昇圧力が創出されて、

経済を拡大する直接要因には、

なり難いのは確かである一方、

いずれ来る政策転換(ピボット)の、

条件が揃うタイミングを待って、

市場がセンシティブになる時期が、

遠からず来ることを意味します。

そうした前提で日銀の体制が、

10年振りに刷新されるわけで、

これが市場に与える影響を、

推し量る必要がありますので、

次号メルマガ(第463号:3月6日)で、

あらためてその条件等を整理し、

今後の展望を分析する予定です。

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