(午前0時の更新です)

昨日の日経平均は先週から引き続いての

「16600円台近辺の攻防」が続き、

参院選後、初めてとなる反落をしました。

ただ、下げ幅が非常に小さかったこともあり、

むしろ、底堅い印象を受けました。

そのせいもあってかナイトでは買われ、

「16600円台近辺の攻防」から抜け出ようとしています。

「期待」を煽る動きはまだ続きそうですし、

海外からを中心に、妙な形の買いが継続しています。

このまま「強気相場」に入れば、

その先は「おもしろい」ことになりそうです。

ところで。

ワイドショー的なエンターテイメントになってきた、

東京都知事選挙はついに「文春砲」が炸裂。

ずっと安倍政権に向けて放たれてきた「文春砲」が、

「野党統一候補」を正確に直撃したことで、

都知事選全体の趨勢に大きな影響を与えています。

勿論、陣営側はスキャンダルを否定していますが、

各誌が後追い報道をしつつありますし、

「文春砲」はさらに強烈なネタを用意しており、

来週(投票日前)に第2弾があるという情報などもあって、

各陣営が色めきたち、また、混乱しているようです。

ただ、私達、永田町関係者にとって、

こうしたネタが出てくる恐れがあることは、

この候補の擁立話があるはるか前から、

「よく知られていたこと」ではあります。

それでも、この候補の擁立が強行されたわけですが、

案の定、「文春砲」が炸裂したことによって、

選挙戦の結果いかんでは、

中央政界の責任問題になりかねない流れとなっています。

これが、近未来の日本の政界にとって、

意外に大きな影響を与えるのではないかと、

私などは今から考えて情報を収集中です。

無論、「火事は最初の1分。選挙は最後の1分」ですので、

現時点で都知事選の帰趨を断定することは慎みますが、

一連の騒動の背景にある中央政界の動きは、

押さえておいて損はなさそうです。

次号メルマガ(第118号:7月24日発行)で、

このあたりをわりと詳しく書いてみます。

(※注記:
週刊文春に書かれた記事内容が事実かどうかは、
現時点で第3者の私などには判別の術がなく、
肯定も否定もできないことを予め述べておきます。

もっとも、当該候補の陣営は否定しているようですので、
「事実無根」ならばきちんと論証されることでしょう。
これもまた、都知事選のような「劇場型選挙」における、
候補者及び選対本部の腕の見せ所であり、
こういう窮地において政治家としての資質が示されます。
ダメージ・コントロールに失敗すれば票が逃げ、
うまく切り返せば、逆に票が増え、プラスに働くことは、
過去の政治関係のスキャンダル事例が物語っています。

ただ、こうした「噂」が選挙前からあったことは事実であり、
事前に多くの関係者が懸念していたことも周知の話です。
ここで書いたのは党・選対側の「スキャンダル管理」と、
結果として出てしまった「報道の影響」についての考察です。
このブログで特定の候補を応援したり攻撃したりするつもりは、
これまでも、これからも、毛頭ないことは皆様もご案内の通りです)

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