「様子見」後の株式市場を左右するもの。
昨日の日経平均は小さく反発。
株価位置はやや上げていますが、
再上昇の勢いなどは感じられず、
「弱気」の傾向がみられます。
「様子見」の雰囲気であります。
トランプ政権の「関税」砲は、
いちいち迷走するというあたりが、
市場には当惑の種であることを、
前号メルマガ（第568号：3月9日）で、
指摘しているところでありますが、
景気後退のシナリオも排除せずに、
「関税」政策をやり抜くのであれば、
世界と米国経済は縮小に向かいます。
株式市場に下げ圧力がかかり続け、
再上昇の重石になりかねないため、
ひとまず次に米政権がどうでるか、
見極めるほかはないといえます。
日本政府は最悪の事態に備えて、
外交努力に余念がありませんが、
「減税」期待の大幅な後退や、
日銀の金融政策の「正常化」等、
国内要因での期待の剥落なども、
気になる要素として浮上しています。
これら内外の情勢を整理した上で、
今後の株式市場の展望について、
次号メルマガ（第569号：3月16日）で、
あらためて分析する予定でおります。
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