「ギャップ」が修正された後の株式市場とは。
（午前1時の更新です）
昨日の日経平均は反落。
当局の「玉」はまだ効いており、
株価はまだまで「高値圏」ですが、
閑散とした印象の「薄商い」となり、
上値をとっていくような勢いはなく、
利益確定の売りに押されてきました。
もともと無理に無理を重ねた上で、
実体経済と乖離した上昇劇でしたが、
どんな「玉」にも賞味期限があります。
やがて株価と経済の「ギャップ」が、
しかるべき時に「修正」される時を、
市場参加者も警戒しているようであり、
先週からやや失速しつつある状況が、
週末にかけてどう動くかという点は、
よく注意してみておきたいところです。
「玉」の賞味期限が切れたと認識され、
売りが売りを呼ぶ状況が来れば、
下げの速度が上がる可能性もあります。
外部要因は刻一刻と変化し続けており、
その多くが歴史上に例を見ないような、
極めて異常なものばかりといえますが、
本来ならば日経平均の株価位置が、
どこにあるべきなのかという点を、
常に考えておく必要はありますので、
次号メルマガ（第324号：7月5日）で、
そうした観点から考察をする予定です。
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