本領発揮の「関税男（タリフマン）」と株式市場の展望。
「Deep Seekショック」の乱気流で、
攪乱された先週の株式市場ですが、
ショック安からは回復しており、
再び「上値メド」に戻した経緯を、
前号メルマガ（第563号：2月2日）で、
詳しく点検しているところです。
トランプ政権の「株高」政策が、
上昇圧力を生んでいることもあり、
平穏無事に相場環境が推移すれば、
さらなる上昇もあり得るでしょうが、
そうは問屋が卸さないというのが、
この政権の厄介なところであります。
カナダ、メキシコに対して25％、
中国に対してはとりあえず10％、
「関税」が発動されたわけですが、
これだけにとどまることはなく、
欧州はじめ他の国々に対しても、
追加の「関税」が予告される、
かなり不穏な状況になっています。
「関税男（タリフマン）」として、
本領を発揮しつつあるわけで、
これでも「株高」が継続するのか、
注視が必要な局面であります。
いずれにせよ政治状況の如何で、
政策主導の相場が展開するのは、
間違いのないことでありますので、
引き続き正確な情報収集・把握に、
全力を挙げる必要があるのは確かです。
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