日銀の動向と「12月相場」の今後。
昨日の日経平均は続伸。
ただ、方向感のない値動きであり、
日銀会合に関する報道などに、
微妙に左右された格好であります。
前日の大幅上昇の後でもあり、
「円高」の警戒も広がるために、
利確の売りが出やすい状況でしたが、
日銀が「利上げ」を急がずに、
「円高」にブレーキがかかるなら、
日米の新政権による政策要因での、
上昇圧力が効き易くなってきます。
政府による政策的な「玉」に対して、
いくつかの不安要素が存在して、
上昇が続くかどうかが決まるという、
「12月相場」の基本構図について、
前号メルマガ（第554号：12月1日）で、
詳しく分析しているところですが、
現時点では相場を「暗転」させる、
大きな悪材料が出てないのは、
市場にとってはプラスといえます。
無論、状況は時々刻々に変化して、
次に何が飛び出してくるのかは、
全くわからないのは確かですが、
基本的なシナリオを構成している、
背景事情や背景要因を理解すれば、
適宜適切な対処が可能になります。
次号メルマガ（第555号：12月8日）で、
新たな諸要素を勘案していきつつ、
今後の方向性を分析する予定です。
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【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」
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