「悪い円安」は何をもたらすのか。
昨日の日経平均は下落。
朝方には押し目買いも入り、
一時的な上昇もありましたが、
相場環境の悪化を反映して、
するりとまた下げています。
戦争も制裁も終わる様子がなく、
物価と金利の変動が続くために、
株式市場に「逆風」が吹く様子を、
前号メルマガ(第416号:4月10日)で、
詳しく分析しているところですが、
日経平均もやはり週明けから、
「弱気」の度を深めています。
「円安」がまた進んでしまい、
かつて「黒田ライン」とされた、
1ドル125円の水準の維持が、
徐々に困難になっていくのも、
日本経済及び株式市場にとって、
重石になっていく恐れがあり、
日本政府は対応を模索しますが、
日銀の方からは妙策は出ずに、
状況が悪化しつつあります。
「悪い円安」への懸念です。
当局が機動的に動けないことが、
いったい何を意味するのかを、
今一度、考えておくとともに、
この先に何が起き得るのかは、
しっかり踏まえておいた上で、
戦略を立てる必要がありますので、
次号メルマガ(第417号:4月17日)で、
少し掘り下げて分析する予定です。
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