「バブル」への期待と考えられる「冷や水」。
昨日の日経平均は上昇が一服。
反落することには反落していますが、
下落幅はわずか16.86円であり、
むしろ下げ渋りの印象を残し、
大引けを迎えることとなりました。
昨夜の米国株は下げていますが、
それでも日経平均は下げずに、
再度の上昇につながるようなら、
日本市場に広がる熱気などは、
「本物」ということになって、
ここから本格的な「バブル」が、
いよいよ始まるかもしれません。
もっとも、現下の相場環境は、
万事が安心・安全なのではなく、
むしろ危うさと不安定さなどが、
際立つ側面も否定できないのは、
前号メルマガ(第513号:2月18日)で、
詳しく分析しているところです。
要は「意識の問題」であって、
皆が「上がる」と考える限り、
上昇し得るのが「バブル」ですが、
その意識に「冷や水」となる、
何かの事由が生じたときには、
瞬時に弾けてしまうというのも、
古今東西の「バブル」なのです。
そうしたことを勘案しつつ、
何がトリガーになり得るのかを、
よくよく認識しておきながら、
ここからの推移を注視して、
適宜適切に動きたい局面です。
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