「減税」効果の切り返しと海外の不安要因。
昨日の日経平均は反発。
株価位置はほぼ同じですが、
ようやく切り返しの動きもあり、
プラス圏に戻して引けました。
いろいろ評価は分かれますが、
岸田政権による「減税」案が、
それなりに消費を喚起して、
景気に好影響を与えることを、
好感する動きもあるといえます。
また、海外では米国の長期金利が、
上昇を一服させつつあることなど、
それなりの安心材料も出ています。
本日以降の日経平均については、
「弱気」の水準をいったん脱して、
どこまで戻せるかが焦点です。
もっとも、地政学リスクを含む、
海外情勢の不穏さについては、
前号メルマガ(第496号:10月22日)で、
詳しく述べているところであります。
各国のギリギリの説得が続いており、
ガザ地区への本格的な地上作戦は、
まだ実施されていないところですが、
次の瞬間にどう情勢が変化するかは、
全く予断を許さない状況のままです。
こうした不安定な要素を踏まえて、
本日以降の日経平均の動きが、
決ってくるはずでありますので、
引き続き情勢の推移については、
よく注視して参る必要があります。
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