「7月相場」の期待と不安。
先週の日経平均は再上昇。
海外に幾多の火種が燻りますが、
過度な不安は後退しており、
日本への資金流入が再開して、
ふたたび最高値を狙う勢いです。
このままバブル化するかどうか、
その条件と「落とし穴」について、
前号メルマガ(第480号:7月2日)で、
分析しているところであります。
30年超ぶりとなる本格的バブルが、
生成される条件を満たす可能性が、
確かに浮上してきている一方で、
これを担保する相場環境全体が、
不意に激変しかねないという、
クリティカルな局面にあるのが、
この「7月相場」でもあります。
日本がバブル化するかどうかは、
ひと世代に一度あるかどうかの、
大きな相場イベントでありますが、
米欧の金融不安や景気後退、
ロシアや中国の不安定さなども、
ひと世代に一度あるかどうかの、
大きな波乱要因であるといえます。
これらがいつ破裂するのかが、
全く予断を許さないというのが、
この7月の状況でありますので、
そのつもりで情勢の推移を、
しっかり見極めたいところです。
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