MSQ通過後の日経平均のトレンドについて。
昨日の日経平均は続伸。
米国株の大幅安を受けて、
朝方は安く始まりましたが、
「円安」の進行を材料視し、
先物主導の売りが入った結果、
プラス圏で大引けとなりました。
「円安」が本当に好材料なのか、
少し疑問が残るところですし、
経済と景気の先行きを好感して、
積極的に買われたというよりも、
全体的に売りに傾きかけたところに、
メジャーSQがらみの思惑や憶測で、
買いの仕掛けがぶつけられた結果、
想定外に上昇したというのが、
実態に近いのかもしれません。
とりあえず上昇させるのなら、
株価位置でみてのターゲットは、
前号メルマガ（第463号：3月5日）で、
指摘しているところのものになります。
黒田総裁の最後の決定会合など、
思惑を招き易い要素も重なって、
実体経済とは乖離した形で、
株価が動く可能性はありますが、
であれば、SQ等を通過後の株価が、
どのようなトレンドを描くのか、
見極めたいところでありますが、
いずれにせよ米国市場において、
「利上げ」強化への警戒感から、
上昇圧力が削がれてしまっており、
日経平均の今後にどう影響するか、
よく考えておく必要がありますので、
次号メルマガ（第464号：3月12日）で、
あらためて詳しく分析する予定です。
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