この先の「落とし穴」と相場の「変化」。
先週の日経平均は膠着気味。
米国市場の堅調などもあって、
値動きに底堅さがある一方で、
上値をとり続けていくほどの、
積極的な買い材料も出ておらず、
一応は続伸が続いたものの、
小幅の上昇にとどまっています。
米国に「軟着陸」の期待が芽生え、
株式市場が堅調であるというのは、
確かに「朗報」ではあります。
しかし「軟着陸」が可能でも、
それが新たな波乱を招くことも、
やはりあり得るわけでありますし、
金融政策とは全く異なる要因で、
大混乱がもたらされる恐れが、
新たに浮上していることなど、
いくつも落とし穴があることは、
前号メルマガ(第459号:2月5日)で、
詳しく指摘しているところです。
日銀の「次期総裁」の選任も、
いよいよ具体的な名が挙がり、
正式に国会で審議されますが、
ここから初夏にかけての相場に、
大きな変化がある可能性は、
否定できなくなっていますので、
そのつもりで気を引き締めて、
相場を見極めたい局面であります。
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