米FRBや日銀は何を考え、何をもたらすつもりか。
先週の日経平均は乱高下。
いくつかの不安が後退して、
久々に好材料も出たことを受け、
週の初めは「次のターゲット」を、
目指すようにして上昇しました。
しかし、FOMCでの議長発言が、
新たな波乱を引き起こしてしまい、
日経平均はターゲットの手前で、
また失速することになっており、
再び「例の株価位置」付近に、
押し戻されてしまっています。
パウエル議長の発言の意味や、
それがもたらすインパクトについて、
前号メルマガ(第446号:11月6日)で、
詳しく分析しているところでありますが、
言葉通りの「引き締め」が続くなら、
来年の景気がどうなっていくのかを、
市場参加者が不安視するのも当然です。
日本でも日銀の黒田総裁らの発言に、
大きな変化の兆しがみられることを、
前号メルマガで触れています。
中央銀行の姿勢の如何によって、
景気や経済は大きく左右されるのは、
いつの世も同じであります。
「11月相場」は比較的、穏やかに、
幕を開けたと思った矢先に、
当局がまた波乱を引き起こし、
揺さぶられているわけですが、
現在の相場環境が何を意味し、
市場が全体的にどこに向かうか、
常に考え続けていくことこそが、
生き残り、富を殖やすために、
最も重要なものと考えています。
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